訪問診療開始までの流れ
1 ご相談
入院中の方
病院スタッフ(医師や看護師、相談室職員など)へまずご相談ください。病院スタッフから当院へご連絡いただき、その後の予定などを調整させていただきます。
外来通院中の方
ご本人、ご家族、ケアマネジャーさん、どなたでも当院へご連絡ください
2 初回訪問
初回の診療では、十分に時間をかけて、体調やお気持ちを確認していきます.
どのように過ごされたいのか、ぜひお聞かせください。実現へ向けてスタッフ一同努力します。
3 定期訪問
原則として月2回、ご自宅へ訪問し、診察や検査、薬剤処方などを行います。
病状により患者さんやご家族のご希望があれば、月に3回以上訪問回数を調整させていただく場合もあります。
事前に日時や担当者を決定してお知らせします。
不明な点がございましたらお問合せください。
よくある質問
- 通院困難の方
- 寝たきりの方
- ご家族を含めて、介助者が病院へ連れていくことが困難の方など
- ご家族・ご本人様に在宅診療が理解・同意書がいただけない方
- 介護保険を受けられないほど元気な方や要支援で通院可能な方
- 医療費引き落とし口座のご準備がいただけない方(生活保護は除く)
過去2ヶ月医療費未払いが続いている方(入院中も含む)
- 輸血依存の方、がん末期の方の輸血
- 老衰・廃用症候群病名での身体障害者診断書の作成
- 効果をご自身の口頭で言えない患者様へのマッサージ同意書の交付
- 月に69枚を超える湿布薬の処方と保湿目的のヒルドイドソフト軟膏など
- 昨今の医療情勢上で問題視されている処方
当院への外来通院でも、訪問診療でも、これまで通り病院専門医へも外来通院していただくことは可能です。
専門医への通院が困難になった場合には、お薬の処方を当院で引き継ぐことも可能です。その場合には、病院専門医と十分に情報共有をさせて頂きます
定期訪問診療中の方には、緊急時の連絡先をお伝えしています。
24時間体制ですのでなにかありましたら、まずはお電話をしていただき、 往診が必要な場合には、ご自宅へ伺います。
(救急車両ではないため、到着までお時間を頂く場合もあります。おおよ その所要時間をお伝えさせて頂きます)
必要があれば早急な救急搬送を優先させることもございます。
当院で定期的に訪問診療をさせて頂いている方を対象としています。
緊急時の対応を迅速に行うためにも、平時より当院に介入の依頼をお願いします.
緊急時の対応
- 発熱に対する対応(点滴、抗生剤投与を含む)
- 頭痛、胸痛、腹痛などの痛みへの対応
- 下痢や便秘などの排泄に関する問題
- もともとのご病気に関係する症状
検査
- 血液検査
- 超音波検査
- 心電図検査
- インフルエンザ、コロナ検査など ※レントゲン、CT、MRI検査も連携機関に当院から依頼し、受けることが可能です
事前相談が必要な 治療
・輸血
往診料
定期訪問以外で患者様から訴え、求めがあった場合に行う往診にかかる ご負担
在宅患者訪問診療料(定期訪問)
在宅療養計画に基づく定期訪問にかかるご負担
在宅時医学総合管理料
在宅で療養するにあたり、医師が医学的に診療する必要があり、急な病 状の変化および急病の発症などに対し、夜間や休日を含む24時間の診療 体制での療養管理を実施したことに対してのご負担
退院時共同指導料
退院前に当院医師もしくは看護師が入院先に出向いて行われる会議に対して
クリニックでは、在宅療養に必要な衛生材料及び保険医療材料の量の把握に努め、必要かつ十分な量の衛生材料などの物品を支給させていただきます。
- 中心静脈栄養管理ルート交換などに関わる物品
- 経鼻胃管、胃瘻の接続チューブなど管理物品
- 吸痰処置用カニューレなど物品
- 気切カニューレ管理物品
- 導尿、膀胱留置カテーテル、膀胱瘻管理のための物品など
- 褥瘡、創傷の処置・管理に関わる物品
上記に関わる物品及び、衛生材料などは必要十分量を定期的に支給させていただきます。
また患者様の状態に応じて、適宜追加支給させていただきます。